阿波踊りは四国にある徳島県の伝統芸能です。

江戸時代、徳島藩主蜂須賀家政公が徳島築城記念の宴を催した際に踊ったのが始まりと言われていますがおそらくその歴史はもっと古いです。徳島は、室町時代辺りで京都に縁があり、その当時流行していた『風流(ふりゅう)踊り※注』という芸能が入ってきて県下各地で踊られるようになったと言われています。これを原型として、歌舞伎の踊りや、藍商人が覚えてきたお座敷芸、三味線流しなどいろんな芸能がミックスされて今の芸態が確立されたのではないかと考えています。

※注:風流踊りは盆踊りの原型だといわれています。

現在の徳島市内での阿波踊りは「」というグループ単位で隊列を組んで「桟敷(さじき)」という観客席の間を踊り抜ける形式になっています。詳しくは、次の「桟敷について」を見てください。

阿波踊りは徳島県下全域で踊られていて、開催期間は以下のとおりです。

・徳島市 8/12〜15 ・鳴門市 8/9〜11 
・鴨島町 8/14〜16 ・貞光町 8/15〜16
・池田町 8/14〜16